茶栗鼠の映画評論 ミルコのひかり

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ミルコのひかり

 さて、盲目映画は数知れずあるわけですが『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ブラインド』『暗い所で待ち合わせ』
 
 色々と、名作的な作品がありますね。まぁ『暗い所で~』は原作ありきですけどね。 ちなみに邦画ですから、観てないのに酷評ですから(それが美徳である感じ)
 まぁ、そういった感じでは評判がいい主題ですが(『ダンサー~』は別に好きじゃないです)、こちらは名作でしたね。
 
 rojo-como-el-cielo-rosso-come-il-cielo-poster-1.jpg
2aa07a7b.jpg
 とある一つのひかり。 


 あらすじ: 1971年、イタリアのトスカーナ地方で、10歳のミルコ(ルカ・カプリオッティ)は銃の暴発により視力を失う。視覚障害者は特殊学校に入るという当時の法律により、彼はジェノヴァの全寮制の盲学校に転校する。新生活になじめないミルコは、寮母の娘フランチェスカ(フランチェスカ・マトゥランツァ)と2人で“音”を集め始める。


 970年代初頭のイタリア、トスカーナ地方。そこがどんな場所かはわかりませんが、70年代な感じを見て、『シネマ・パラダイス』とどこか似ている感じがします(場所的な町並みや自然の事であり、映画の雰囲気がではないです)。
あと、ミルコがどのくらい視野があるのかははっきりとしませんが、光ぐらいにしか認識できないのかもしれないですね。
思うのですけれど、生まれつき盲目であると、聴覚が助けてくれるという話しをよく聞きますが、あれはごく稀な話なんでしょうかねぇ。

rosso_come_il_cielo_08.jpg

 目の見えない世界という話がですが、意外と面白いです。
あとですねぇ、神父さんが、すぐに否定して悪かった。とのセリフはいいですね。褒めて、でも悪い所があれば叱る。それを間違えても、しっかりと謝ってあげる。そこは神父様がいいですね。
それと、盲目のエットーレさん。高炉を案内してあげるのはいいですね。
277e8493.jpg


ミルコが創意工夫を凝らして、音を作り上げていきます。
『ラジオの時間』的な感じがします。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』という映画も、ときどき、映画館では注釈を淹れてましたね。
映画に夢中になって笑い転げる少年たち。そして、ミルコがフランチェスカの手に触れるのもいいですね。
さて、普通の映画であれば、校長がただの頑固者になるところですが、この校長も、子供たちが規則を守ることによって、盲目であることの障害に悩まされなくて済むという愛ある理念を持っています。校長は、自分が盲目になり、それに絶望し、盲目であることでは何も出いないと思い違いをしていました。
また、70年代というわけで、古い物から、新しいものへのカタルシスがあるように思えますね。

ほんと、『シネマ・パラダイス』的な物を感じますね。
いい映画でした。

登場人物の描写を最低限に抑えてスマートにしている割に、人物による行動の不自然さの無さにはグッとくるものがありました。


誰かを怒らせても、思ったことは口にしないと。後悔しますからね(神父さんに、アドバイスをするおばさんの一言。それでデモが起こります)。にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
スポンサーサイト

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

はじめまして。

あぁこれ面白そうですね。
盲目の作品ってやっぱり目が見えないわけだから
視点を工夫して見せてくれないと楽しめないですもんね。
足を運んでくださりありがとうございます。
またおじゃましますね。
僕みたいにダラダラ書かなくて読みやすくて面白いです。

No title

urbanarrowsさん、コメントありがとうございます。
そうですよねぇ。仰る通り、工夫がないとだめで、それだからこそ、中途半端じゃだめなんですよね。
こちらこそ、足を運ばせてもらってありがとうございます^^
Photograph, movie, and my life内の評論は結構詳しくて、余分なところがないので好きですヨ(>_<)b
プロフィール

茶栗鼠

Author:茶栗鼠
洋画、海外テレビドラマ、猫について語るブログです。
1992年7月11日生まれ。九州男児。

最新記事
最新コメント
リンク
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。