茶栗鼠の映画評論 野良犬

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野良犬

さて、今回は黒澤映画です。
人気がないのですが、名作ばかりの黒澤映画。

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あらすじ:暑い真夏の午後。射撃練習を終えた若い刑事村上はうだるような暑さに辟易しながら満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、村上は車内でコルトを盗まれたことに気づく。慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失ってしまう。コルトの中には実弾が7発残っていた。必死にコルトを探す村上だったが……。

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この映画は、しっかりと人間性が描かれていて、ご都合主義的なものがありません。
戦後から4年の東京を舞台に巻き起こる、銃の盗難がもととなった人間模様。
すばらしいですねえ。
戦後派とされるアプリケール。
戦後の爪痕を残された彼らが、不幸につぶされるか、もっと強くなるか。
うーん、素晴らしいですね。
部下で銃を盗まれた三船敏郎を、上司であるところの志村喬が家に招き入れて談笑するシーンとか。

ていうかね、ほら、銃を撃った時の弾痕があるのですが、それを調べてるんですね。
何このCSI!?みたいな驚きがありました。戦後4年ですよ?4年。意外と進んでるんだなぁと、思いました。
それに警察署内だって、『コールド・ケース』みたいな資料庫ありますしね。前科者には写真とプロフィールまで明記して保存しているそうで、いやぁ、すごいな、49年と驚きました。

それで三船さんが闇市をうろついて、銃のバイヤーから値段を聞いた時にですね、
「へへ、金なんてないんだろ?米の配給手帳でいいよ」って、何その手帳!?
教科書に載ってない知っておきたいところですね。


で、渡し船のポンポン船とかありますしね。この年代を生きていた人って、絶対にこのブログ観てないじゃないですか。だから、こう、かなり古い映画だなぁと思いつつ見てましたよ。

あ、そういえばどこでも噂されている、三船敏郎が場末の下町、または闇市をうろつくシーンが長かったですねぇ。
どれだけ尺とるんだよ、みたいな。
実際、5,6分ありましたかな?うーん、体感時間は長かったですが、別にそこでいらっとくることはなかったです。

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↑まだ若い三船さんと仙石さん。

この映画、実は数十年後にリメイクされているのですが、調べたらまさかの沖縄問題がテーマという、オリジナルのほうがおもしろくてリメイクじゃなんだか分からなくなったという可哀そうなパターンらしいです。
つまりは、ドラゴン・ボール(レボリューション)と一緒ってことダネ!
それでですね、DVDで見たんですが(これのVHSてかなり画像が悪そうでですが)画質がよかったですね。音も聞きやすかったし。

★★★★★
面白かったです。
最近の刑事ドラマって、駄目ですね(日本に限って。


君は不幸に押しつぶされる性質(タチ)なのかい?(三船さんの務める殺人課の上司が言った言葉)→にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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こんばんは!

この映画好きです…!

なんてったって、三船が若くてカワイイ!(そこ?)

映画も、現在の日本映画やドラマなんて足元にも及ばないほど、
スリルな展開でおもしろいですよね。
汗だくになりながら追跡する三船が素敵です。
志村さんの役柄も好きです…!

当時の風景も残る、貴重な作品ですよね。

No title

なるはさん、コメントありがとうございます。
いやぁ、戦後間もないころの映画でも素晴らしいですね。
三船さんは、初期のほうが色男ですね。
お侍さんのイメージは若干、濃いですし(;一_一)

志村さんがいると、どこか安心です^^
プロフィール

茶栗鼠

Author:茶栗鼠
洋画、海外テレビドラマ、猫について語るブログです。
1992年7月11日生まれ。九州男児。

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