茶栗鼠の映画評論 ドラマ・社会派

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素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー

こんばんは、茶栗鼠です。
えー、昔の記事とを見ると、近況+下に映画評
みたいな構成だったんですよね。
だからなんだよ、って言われそうですけれど、実際に茶栗鼠もPC画面を目の前に呟いちゃったわけですが(汗)、どうなんですか?
こうやって、誤字脱字にまみれた支離滅裂な映画評の上に、更にてんやわんやした近況を書き綴るにあたって、『下に続く』みたいなののほうがいいですか?
多分、不幸にもウィルスでなぜかこのブログがHPになってしまった皆さんにお尋ねしますけれど、この記事の構成でいいですか?
まぁ、答えはでないかもしれないですが。
さて、それでは本作はCM見て、面白そうだなぁって感じでかりたホームシアター的一作。

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あらすじ: 宝石泥棒だったものの、最近では物忘れが激しい70歳のフランク(フランク・ランジェラ)。そんな彼を心配した息子ハンター(ジェームズ・マースデン)は、二足歩行ができ会話もする超高性能の介護ヘルパーロボットをプレゼントする。プログラムに基づき、常に親切丁寧にフランクに接し、健康改善に務め、やる気や生きがいを見いだすサポートをするロボット。意欲も体力も取り戻したフランクは、ロボットを相棒と感じるように。そして彼は、ロボットを巻き込んである野望をかなえようとするが……。

この映画の悪い所は、犯罪映画的な側面を持ちつつも、そこの詰めが甘く、終盤近くまで全貌を明かさないにしては、イマイチな点です。
犯罪計画自体はスティーブン・ソダーバーグとはいかないにしても、悪くはないです。見ていて楽しかった。
しかし、最後はしょうがないので、こういう流れになったような感じがして、見ていて、肩すかしを食らった感覚。
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それ以上に魅力的な点も多いです。
キャストもスーザン・サランドン、ジェームズ・マーデン、リヴ・タイラー。
低予算臭い本作で出てくるので、驚きます(笑)
しかもこのアシモもどきのロボットの登場があまりにも、張りぼて感が強く、ロボットは車のトランクから引きずり出されます。
このシーンのせいで、


ロボットの中には人が入っていて、最後にはヘルメットをかぽっと外して


「今回の老人はたやすかったぜ、へへ!」


と小男が出るような気もします。


それとロボットとの掛け合い。
これが面白いんです。フランク爺さんの偏屈な感じもそこまで嫌いではなく。
やはり家族と楽しめる娯楽作品かなぁ。
ただ、そうなると感動作、文芸っぽい雰囲気とは反するんですよね。

まぁ、これを一人で見るってきついです(・・;)
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これがさ、フランス映画だったら面白いと思うんですよね。
フランクとロボットが死んだりとか・・、そんな事になるんじゃないかなぁと。
最後の最後まで、なぜフランクがあそこに行ったのかわからない。
息子に強制されたのか、それとも自分から行ったのか。
それと、何故、ロボットのヘルパーをまぁまぁアルツハイマーが進んだ状態でつけられないのか。
説明不足かなぁと、思ったり。

75点
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シティ・オブ・ゴッド

今回もまた記事アップが遅れてすいません。

っていうか、3月1日で卒業式でした。
なんとなく映画を観たい気分にはならなかったわけです。
なんとなくで更新送らしてしまってすいませんでした。
hiroさんとmiriさんと宵乃さん、すいませんでした。

精神的に不安定だったので、観ても感想が書けなかったと思います。。


で、明日明後日が卒業式だと思うと、なんとなく『シティ・オブ・ゴッド』を観たい気分にはならなかったです。 

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あらすじ:1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。

本作はブログDEロードショーという企画で拝見した映画です。

リクエストしたのは、
嗚呼,魅惑の映画道+Σのhiroさんです。

hiroさん、作品のご紹介をありがとうございました★

おすすめの理由は、
1・日本の裏側、神の国で繰り広げられる確かな真実を見たいから。(実話ベースです)
2・厳しい環境でも人間は置かれてる環境を変えようと動く、善悪の枠組みでは測れない運命を見たいから。
3・堕ちていく日本の良さを思い出しておきたいから。
4・言葉は要らない、純粋に楽しみたいので!

ということでした。

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 やはり、本作でなんといっても褒めたいのは、テンポのよさが目立つようです。
それと、所々、ブラジル映画らしく悲劇をやっている最中
実際に、長さを感じさせません。
ベースは実話という話らしいですが、それなりに脚色があるようで、かなり楽しめました。
娯楽作品としても、社会派作品としてもいい感じに仕上がっています。

 しかも、ギャング作品としても観ると点数も高評価です。
暗い雰囲気でいないのは、音楽とキャラクター設定にあると思います。
全面的にアクションや走りが多い割に、画面が見づらいということはなく、とっても分かりやすいです。

茶栗鼠的にうっざい第三世界のDQNのバイオレンス映画でしょ? (舞台はブラジルなので偏見がありました)ぐらいにしか考えていなかったので、意外でした。
別に、映画のことを悪くいっているんじゃないんです。
ちなみに、第三世界の話だから観ない、ということもありません。ただ、ホラー映画ってただ亡霊がでるだけでしょ?とか、バカな女子高生がナイフで刺される話でしょ?とかいうイメージがあるのと同じで、誰しもイメージなしに観たい映画を選ぶことはできないんですね。気分が沈んでいるときは、なんとなくジム・キャリーの主演作をみたいのと同じで、一定のイメージ力がないとだめなわけですね。

見える前のスタンスが、携帯小説の映画化を観る前に、このパッケージのあばずれの周りには白血病やエイズ患者の方や、性犯罪者や都合良く人を殺せる亡霊がいるんだろうナァ・・・・みたなスタンスがあるのと同じですね。
そんなスタンスで観たにも関わらず、しっかりと観れました。

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 あと、事実を基盤にしている、っていうと、再現のように思いがちですが、脚色というものを、少なからずしていて、ボスであるリトル・ゼの親友であるベネなんかはそうじゃないかなぁと思いました。
別に、否定するわけじゃなくて、多少なりの脚色はあるでしょうし。
『ストレンジャーズ』でも、最初は'Based on true story'とありましたが、公開してから少しして、「ホントは全部作ったんだよねー」と呑気に脚本家の弁。
それに原作があるわけですし、
レイプシーンがあるんですが、そこは撮り方は非常にうまかったんですが、監督が思っている「醜男と二枚目の決闘」という意識はあまり伝わらなかったなぁと。『ラスト・ハウス・オブ・ザ・レフト』でのシーンとかもそうですけれど、男女関係なく気になるところですね。

 それと、『グッド・フェローズ』『ゴッド・ファーザー』などの感じがあるのに加えて、『ゴッド~』でもよくあるように盛者必衰の理とか、終わらないサイクルとかが、がよく見え隠れします。

 あと、他に考えると、キャストの演技のかなりの部分が入念に練習したわけではないんですね。それに、時折でてくる犬や、迷路みたいな路地は、設定ではなくて半運偶発的におこった事らしいですね。黒澤監督でもいっていましたが、偶発的に撮影中に発生した演技がいい、っていうのは何となくわかりますよね。

最後に、希望と失望のいれまざったラストは監督のどっちつかずなセンスが光るところでしたね。

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テーマ : シティ・オブ・ゴッド
ジャンル : 映画

アイ・アム・サム I am Sam

まず最初に、本作はブログDEロードショーで御縁を頂いた作品です。
ブログDEロードショーというのは、同じ時期に映画関係のブログの皆さんと一緒に映画を観ようという企画です。
ブログを持ってなくても参加できるそうです。
と言うか、実際の応募期間よりからちょっと過ぎてしまってすいませんでした。
ごめんなさい。

本作『Iam sam』はJUKEBOXのワールダーさんのリクエストです。

管理をなさってるのは、『映画鑑賞の記録』1月の「ブログ DE ロードショー」の感想 / 次回のお知らせ等のmiriさん。
忘却エンドロールの宵乃さん。


で、本作を選んだ経緯は以下のこと。

1・新年早々からあまり重い内容や暗殺シーンなどは観たくないので、感動する作品にしたいと思ったから。
2・親子の愛や絆を通じて、皆さんと一緒に癒されたいと思ったから。
・・・とのことです。


一月初頭に『ファイナル・ディスティネーション2』を観た高校生に酷いことを仰います(そっちの方が酷い。というか、冗談ですので。あと、『こわいものみたさ』のとらさんの大晦日のチョイスも茶栗鼠似です)

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非常にポイントが高くなる作品ですね。

さて、茶栗鼠的にはこの映画はどことなく敬遠していた作品で、役者は二人とも好きなんですが(ショーン・ペンとダコタ・ファニング)設定がどことなく純粋な障害者の身に起きた事件により誰か偏見を持っている人が悪者になったり、実生活で問題を持っていたけれどその障害者と触れ合うことで純粋さに気づいたりという使い古された感があるようで、どことなく敬遠していました。


実際、そういう所があります。

あるのはわかりますよね。
わかっても、観ました。
それこそが、ブログDEロードショーのだいご味ではないかと。
ですから、『HOSTEL』やらをリクエストしてもいいんだと(この一行は冗談です)。



しかしですね、かといって、奇麗事ばかりで嫌になったりという邦画でよくみられるような人間性の欠如があまり見られません。あ・ま・り・見られないだけであって、里親に対してはあまり描かれていないために若干、お前何しに来たんだよという気がしないでもないです。2時間を超える大作の本作でこれ以上のカットはできないだろうし、4年半の期間を考えればわからないでもないですね。ですから、観てない人にはわからないかもしれないですが、最後にでてくる里親役の母親と、里親の夫(一言も話さないわりに、最後のルーシーのサッカーシーンでは笑顔で拍手を送っています。何だか駒として使われた感が否めないのかなと。


それと、ダコタ・ファニングの演技はすごくいい感じですが、実際に知的障害と診断された親戚のかたがいらっしゃるそうで。それと、実際に一番、演技がよかったと思うのは、ショーン・ペンがD・ファニングに絵本を読むシーンなのですが、それのダコタのいらいらしているジレンマは現れていたように思います。

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ミシェル・ファイファーも本作にでています。弁護士役です。でも、ミシェル・ファイファーが敏腕弁護士役をやっているのを観ると、フシギな感じですね。大体、奇麗な顔をされているので、敏腕弁護士としてただでさえ重いフィクション感を増加させてしまったのかもしれないです。

それと、優しい里親のもとで暮らすのが子供自身の感覚としてどれだけ幸せかという、大事そうな問題があまり度外視されているような。
もっと言及すると、母親ではない茶栗鼠ですが、(どう転んでもそうならない)明らかに7歳まで子供を育てるのは大変で、これからも大変なのはいうまでもないですし。それと子育てのシーンが全面的に遊んだりしているわけで、そこが母親の観客からの反感を買ったような気もしますね。

裁判のシーンですが、ショーン・ペンが落ち着かなかったりとか、傍聴席についた友達に挨拶をするとかは普通に裁判官が(又は検事が)どう思うとかとなると、いい方向に転ばないのは目に見えていますね。
ちなみにショーン・ペンの友人役の人の中には知的障害者がでる映画を観ているとなんとなく顔みしりになってしまいますね。『リンガー 替え玉選手権』で観た気がします。

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↑は『リンガー 替え玉選手権』

で、全面的なショーン・ペンの演技について語ると、悪くないの一言が適当かと思います。非常にいいんですが、ショーン・ペンのキャリアやレベルからして、実際に知的障害者特有のそれぞれに差異のある動作をするにあたってそれを頻繁的に出してしまった気がします。
『レナードの朝』と言う映画がありまして。それにロバード・デ・ニーロが嗜眠性脳炎にかかってしまった人を演じます。その時のロバード・デ・ニーロが素晴らしくて、知的障害ではないのですが、比べてしまった感じがあります。これは『レナードの朝』を観てないと共感できないと思いますが。ちなみにいうと『トロピックサンダー』という映画で、アダム・サンドラーが映画内で知的障害者の役を演じたので映画内で悪評を呼んだ、という話があるように非常に難しい役柄だというのは分かると思います。(ちなみに『トロピックサンダー』は風刺的要素が強いので、主人公が知的障害者なのに役者は「健常者」というジレンマを風刺したようです)

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結局、ショーン・ペンはいい役者さんという着地点に収まると思います。

で、茶栗鼠は洋楽好きという割にはビートルズに対する知識は浅いので、マイケル・ジャクソンが好きということで折り合いをつけさせて頂ければ嬉しいです。つまり、ラジオ・ヒッチコックさんが仰っていましたが、ビートルズのナンバーの使い方がカバーのみ、と。そう言われれば違和感があるようですが、他のみなさん(何人かは気に入ったと言ってました)はどう思ったんでしょうか。
あと、特典で知ったんですが、ビートルズの曲は知的障害者の集会に行った際に認知度が高い為に、使用が決まったという経緯があるそうです。事実、本作ではサムはショーン・ペンよりもビートルズの知識を持ってるみたいですね。

あと、miriさんが言ってましたが、撮影の仕方は非常に独特で臨場感のある手ぶれ+ジャンプカット風(実際にジャンプ・カットもあります)のところは好き嫌いがわかれますね。
本作の点数をつけるのは大変骨の折れるところだと思います。

非常に嫌いなところと、言葉がでないで涙がでてくるところのある作品でした。

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テーマ : 映画紹介
ジャンル : 映画

ミルコのひかり

 さて、盲目映画は数知れずあるわけですが『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ブラインド』『暗い所で待ち合わせ』
 
 色々と、名作的な作品がありますね。まぁ『暗い所で~』は原作ありきですけどね。 ちなみに邦画ですから、観てないのに酷評ですから(それが美徳である感じ)
 まぁ、そういった感じでは評判がいい主題ですが(『ダンサー~』は別に好きじゃないです)、こちらは名作でしたね。
 
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 とある一つのひかり。 


 あらすじ: 1971年、イタリアのトスカーナ地方で、10歳のミルコ(ルカ・カプリオッティ)は銃の暴発により視力を失う。視覚障害者は特殊学校に入るという当時の法律により、彼はジェノヴァの全寮制の盲学校に転校する。新生活になじめないミルコは、寮母の娘フランチェスカ(フランチェスカ・マトゥランツァ)と2人で“音”を集め始める。


 970年代初頭のイタリア、トスカーナ地方。そこがどんな場所かはわかりませんが、70年代な感じを見て、『シネマ・パラダイス』とどこか似ている感じがします(場所的な町並みや自然の事であり、映画の雰囲気がではないです)。
あと、ミルコがどのくらい視野があるのかははっきりとしませんが、光ぐらいにしか認識できないのかもしれないですね。
思うのですけれど、生まれつき盲目であると、聴覚が助けてくれるという話しをよく聞きますが、あれはごく稀な話なんでしょうかねぇ。

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 目の見えない世界という話がですが、意外と面白いです。
あとですねぇ、神父さんが、すぐに否定して悪かった。とのセリフはいいですね。褒めて、でも悪い所があれば叱る。それを間違えても、しっかりと謝ってあげる。そこは神父様がいいですね。
それと、盲目のエットーレさん。高炉を案内してあげるのはいいですね。
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ミルコが創意工夫を凝らして、音を作り上げていきます。
『ラジオの時間』的な感じがします。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』という映画も、ときどき、映画館では注釈を淹れてましたね。
映画に夢中になって笑い転げる少年たち。そして、ミルコがフランチェスカの手に触れるのもいいですね。
さて、普通の映画であれば、校長がただの頑固者になるところですが、この校長も、子供たちが規則を守ることによって、盲目であることの障害に悩まされなくて済むという愛ある理念を持っています。校長は、自分が盲目になり、それに絶望し、盲目であることでは何も出いないと思い違いをしていました。
また、70年代というわけで、古い物から、新しいものへのカタルシスがあるように思えますね。

ほんと、『シネマ・パラダイス』的な物を感じますね。
いい映画でした。

登場人物の描写を最低限に抑えてスマートにしている割に、人物による行動の不自然さの無さにはグッとくるものがありました。


誰かを怒らせても、思ったことは口にしないと。後悔しますからね(神父さんに、アドバイスをするおばさんの一言。それでデモが起こります)。にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

スモーク

春休みのくせして、かなり忙しい毎日を送っている風に時間浪費をしている茶栗鼠です。
映画の見過ぎ!でもいい!『シャーロック・ホームズ』『NINE』を観たい!(あくまで予定)

ブログdeロードショーの最新作を拝見しました。
遅れてしまい、ごめんなさい。

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きっとある希望。

あらすじ14年間毎朝同じ時刻に店の前で写真を撮り続けている煙草屋の店長オーギー、彼の馴染みの客で突然の事故により出産まもない妻を失って以来ペンを持てずにいる作家のポール、彼が車に跳ねられそうになった所を助けた黒人少年ラシードの3人を軸に、ブルックリンのとある煙草屋に集まる男達女達の日常を、過去と現在を、嘘と本当を巧みに交差させながら進んでゆく。


限りなくある日々の希望を、しかもなんというか、だいそれた物ではなくて、温かいそれぞれの人々の微弱なつながりを見事に描いています。
この手の作品にありがちな、無駄な死亡や、テンポの悪さに見舞われることもなく、テンポが逆にいいです。

『パコと魔法の絵本』というのは、絵本の中の蛙と現実の会社会長がパコという少女を通じてリンクするという奇跡を描いています。言いたいのは、題名のことです。この『スモーク』なる映画は、スモークのように曖昧でも、繊細な日々の出来事を描いています。ちなみに、題名や主題を理解するにあたって、Smokeという単語の意味には、暗く愚かだとか、儚いとかいう意味の象徴性もあることを知っておくと、理解しやすいく、のんびり映画になってしまう可能性は低いでしょう。


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この、タバコの店という地域的交流のある場を中心として巻きあがる人情劇ではあるのですが、泣かせようとするのではなくて、ひとつひとつの希望を丁寧に拾い上げて、再生と成長を描いてくれています。


皆、気付いてると思いますが、主演のハーヴェイ・ミルク・・・・、うん?いやいや、ハーヴェイ・カクテル(名字が飲み物だったんで、間違えた)もさることながら、ポールが止めた少年の親であるサイラス・コール役の人を誰でも観た事があると思います。
ジャイモン・フンスーさんとか、故バニー・マックさんとかがでてきて、名前が思い出せませんでした。200px-Forest_Whitaker.jpg
↑はフォレスト・ウィテカーさんです。『ブラッド・ダイヤモンド』『バンテージ・ポイント』の主演されてましたね。

さて、この映画をおススメしてくださった『RELAX TIME』のユウ太さんです(リンク張ってあります)。
この忙しい時期におススメする映画としては、空気が読めていてナイスチョイスだと思います。



ちなみに、ハーヴェイが毎朝、ブルックリンの街角を同じ時間に毎日撮っているときの一言です。
Sometime same people,sometime deference.Sometime deferent one's becomes same,same one's disappear.御馴染の顔、ときどきみかける顔。ときどき見かける奴が、御馴染の奴になって、御馴染の奴が消えていく
(茶栗鼠がリスニングで訳したので間違いがあるかもしれません)にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

プロフィール

茶栗鼠

Author:茶栗鼠
洋画、海外テレビドラマ、猫について語るブログです。
1992年7月11日生まれ。九州男児。

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