茶栗鼠の映画評論 サスペンス・ミステリー

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フォーカス:Focus

あらすじ:
人の<視点(フォーカス)>を自在に操ることで相手を手玉にとる超一流の詐欺師ニッキー(ウィル・スミス)。彼は30人もの詐欺師のプロを束ね、カジノ、高級ホテル、ストリート、フェスティバルと様々な場所で、チームプレイ、頭脳戦などあらゆる手段と華麗なる手裁きで大金を稼いでいた。だがある日、ニッキーは美しい女詐欺師ジェス(マーゴット・ロビー)と出会うことで、人生の計画が狂い始める。ジェスの懇願により、ニッキーは未熟な彼女をチームに入れ、プロの詐欺師として育てる。メキメキと上達する彼女とニッキーはやがて師弟関係を超えた関係となってしまう・・・だが、大きなヤマに勝った後、彼はジェスに大金を渡し、別れを告げ、忽然と彼女のもとを去る。数年後、ニッキーはブエノスアイレスのモーターレース会場に一世一代のプロジェクトを仕掛けていた。しかし、そこには見違えるようにゴージャスになったジェスが現れたのだ。かつて愛した女の登場で揺れ動くニッキー。大金がうごめくモーターレースの世界の光と影。果たして、このプロジェクトは成功するのか?彼女の真の目的は?そして、2人の運命は?騙すか、騙されるかの二択しかないこの世界で、最後に掴むものとは・・・!?
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オーシャンズシリーズに、ウィットに欠ける生ぬるいロマンスを混ぜた代物。
トリックもいきあたりばったりの、事流れ主義。
ヒューマニズムのない薄っぺらな人物造形も、時間の流れを緩くしたのかも。
音楽もソダーバーグもどきで、一流とは言えないだろう

じゃあ、百歩譲って、詐欺映画としては優秀だとします。

それでも人間性のない映画って、見る価値ありますか?
その痴情の縺れがかなり重要な要素なのにもかかわらず、前半後半にわて、その所為でテンポががっつり悪くなるのは如何なものだろうか。

見なくてもいいとは思いました。
ウィル・スミスの脚本選びは置いといて、これは映画全体のクオリティが低く、驚かざるを得ない。

10点。
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メイズ・ランナー

宵乃さんに誘われて、またブログDEロードショーに参加しております。
Fuckin miserable alchol adict の茶栗鼠です。

あらすじ
そびえ立つ壁や毎晩変化する構造を持つ謎の巨大迷路に月に1度、自分の名前以外何も覚えていないランナーが送り込まれてくる。やがて団結し始めた彼らは迷路の仕組みを調査し脱出法を見いだそうとするが、迷路の扉が閉まる夜までに帰還しないと命の保証はない。生き残りを懸け巨大迷路に隠された謎を解き明かそうとするランナーたちの運命は……。

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スタンリー・キューブリックが撮ったら面白かったでしょうね。
だって誰一人、死に方が若者向け。
10歳でも「きゃっ」て言わないレベル。
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そして男だけの村にかわいいお姉さんがやってきて、全員、揉み手&男扱い。
なんだペニスを切られたのかお前ら!
茶栗鼠なら去勢されても、もっとアグレッシブですよ!!!!
何の宣言かは私もわかりません!!!

確かに、人間模様は『LOST』レベルによく仕上がってる。ソープ・オペラ(昼メロ)みたいな感じで、見ていてもどかしい。
配役もいい。
謎のちりばめ方も『CUBE』みたい。

でも、どうやったって子供向け。

アジア人の演技もいまいち。
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どうやっても「にんたま乱太郎」と、「椿三十郎」ぐらいの隔たりがある。残念ながら、女性か、その子供が見て楽しむ映画だった。

45点

PS
ほんとうなら『マルホランド・ドライブ』を批評したかったけど、なんだかやめちゃいました。
友達に勧められすぎて、ハードルが高くなりすぎて、途中でやめました。
宵乃さん、お誘いありがとう。
高校生→大学生→社会人、となっても続けていきたいです。

ゴーン・ガール

140分の長尺を感じさせない社会派サスペンスに見せかけたアレな良作
90点


デヴィット・リンチの映画で、なかなか好きなやつでしたね。
私的には『セブン』とかは普通だったんですが、『ハウス・オブ・カード』(監督のみ)が好きだったので、信用してみました。
いやぁ、いいですねぇ。
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あらすじ
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。
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(ちょくちょくこの可愛い猫ちゃんがでてきます)

出演者でいうと、ロザムンド・パイクが出世作となったと思いましたね。
このキャラクターはエイミー・アダムスだと綺麗すぎるし、ジェニファー・ガーナ―だと嫌いになりすぎる。ニコール・キッドマンはベン・アフレックと似合わない。
そんな中のロザムンド・パイク。
『アウトロー』ではあまり目立たなかったのに、本作ではこんなに褒め称えられております。
カンザスシティ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
オンライン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
デトロイト映画批評家協会賞主演女優賞受賞
セントルイス映画批評家協会賞主演女優賞受賞
フェニックス映画批評家協会賞主演女優賞受賞
オースティン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ユタ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
フロリダ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ネバダ映画批評家協会主演女優賞受賞

以前まではファミリー、コメディ、アクションなどと安定していない出演作の並びでしたが、ここからシリアス路線へと変更していくような気がしていきますね。

それとタイラー・ペリーの顔がいっつもわからない。
ケイティ・ペリーはわかるのに。
アフリカ系アメリカ人向けのコメディや社会派で知られ、多大な人気を博しているんですが、日本には全く入ってこない。
本国では『タイラー・ペリーズ~』みたいな感じで公開されているんですが。
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それとベン・アフレックが普通に良かったです。安定感がありました。どこかで若い時のケビン・スペイシーverでも観たかったり。

劇場で観れるサスペンスを作った映像のクオリティやBGM
劇場に足を運んでいただいても、BDで見て頂いても満足できると思いますよ。

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グランド・イリュージョン/Now You See Me

マイケル・ケインの捨て駒感が強い、マジシャンミステリー

『グランド・イリュージョン』ポスター_Fotor
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あらすじ:
マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。
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TSUTAYAだけ!商品感が強いB級テイストの、ちょっとカルト的人気を持ちそうな。
ただね、凄く素材がいい割に、ちんけな終わり方をしたんですよ。
登場人物の恋愛がテーマなのか、裏に潜む謎の組織が主軸でドキドキさせてくれるのか、ぶれている。
そこが問題で、どちらかの人間描写をしっかりと描いてくれないと、感情移入もできない方は多いかな。謎の組織に大した連絡もないまま犯罪行為に手を染める彼らの説明も少ない。

映画を知らない彼女と見に行くデートムービーとしては100点ぐらいではあります。楽しいし、恋愛要素も、ミステリーも、カーアクションも、大掛かりな演出もあり、しょぼくはないんですよ。
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役者なんですが、アイラ・フィッシャーがそこまで綺麗に見えなかったのお・・・。
綺麗な方なんだけれど、アイゼンバーグが顔小さいからさぁ、彼女が顔大きく見えるんだよね。
茶栗鼠も女性経験が多くはないんですが、顔が小さい人とキスした時と、小さくない人(165cmあった)人とキスした時では、目をつぶった時の暗さが違うんですよ(なんだこの話)。
だから、実際にアイゼンバーグさんが追いかけ続けるっていうのは、なんだかわからんですね。
前述した通り、キャラクターがあまり描かれていないので、どこが魅力的なのかわからない。

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で、マイケル・ケインは使い捨て感が半端ない・・・。
それにモーガン・フリーマンも、そこまで悪くないのに、ヒデ―目に遭遇します。かわいそうに。しかも、そこらへんもイマイチ、ピンとこなかったなぁ。


それとこれは、日本語字幕に文句なんですが、分かりにくい。
何でこんな分かりにくい文章にするのかわからなかった。
売春婦って言葉が駄目なの?
うーん。

全体的に面白い印象で、楽しみながら見れますヨ!
でも、見終わったとの感覚としはイマイチかも(笑)
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シャッターアイランド:Shutter Island

茶栗鼠ですが、元気です。
みなさんはどうお過ごしでしょうか。
こんなときだからこそ、映画の御話でもしませんか?(3月17日)

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    シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。ここで1人の女性が、謎のメッセージを残して跡形もなく消えた。 連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は事件を捜査するために新しい相棒チャック(マーク・ラファロ)ととも島にやってくるが、テディがこの島に来たのには他にも理由があった…。

                    こうしょん!
            茶栗鼠にしては珍しく、ネタバレがあります。



そういえば、本作は日本のCMと内容が違うとかいう意見が多かったようですね。
たしかに、日本の配給が俳優と雰囲気しか重要視せずに作ったCMには文句が集中したりするのは仕方がありません。
茶栗鼠とかはもう、公開時絡まってたりするわけなんで、アメリカ版のトレーラーを観ているので、そこらへんの感覚はなかったですけどね。

はいみんな。
『フラッシュ・フォワード』は22話の所で打ち切られた作品なので、『LOST』をまず観ましょうというのと、同じですね。『CSI』でもいいのですよ。

CMに踊らされてはいけません。



えーっとですね、本作はよくないところが一つだけあります。
長ったらしい上映時間の割に、テンポはよかったんです。

その所為で、ありきたりなオチに対する全面的な理解が容易ではなかったように思えます。

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とはいえ、楽しみながら観れたのは、マーティン・スコセッシの世界観の作り方がしっかりしているから。
または、ディカプリオとマルコヴィッチ風のベン・キングスレーの名演技に彩られているから。


で、本作の最大のミステイクというか、プロの映画評論家の人でもなんか間違って解釈してしまうほどのレベルで多少なり、難しくなっているのは、過去へのフラッシュバックだとかが現在へとつながっている+過去のある部分がねつ造されている。
なので、そのズレっていうものが最大の面白味なんですが、古典的なオチのために、薄れていってしまっているきがします。

あと、夢の中でのシーンが幻想的ではなかったなぁ・・・・と。
そこがよく出来過ぎていて、完成度の高さがあだになったというと知ったかぶり過ぎるかもしれませんが、王道というか、なんというか。そこだけは144分のなかで間延びした感のあるシーンだったかもしれません。

まったく楽しめない駄作っていうわけではなかったですよん。

点数的には70点。

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とはいえ、限りなく裏切られた感があるのは否めません。
なので、素人の方が簡単に手を出していい作品だとお思いませんし。
みんなにお勧めできる作品ではなかったです。にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

テーマ : 映画評価
ジャンル : 映画

プロフィール

茶栗鼠

Author:茶栗鼠
洋画、海外テレビドラマ、猫について語るブログです。
1992年7月11日生まれ。九州男児。

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